こんにちは!
鹿児島モニターの新です。
勝手に始めた
Using!-邪道ルアーの使い方-
無事に第二回を迎えました(笑)
さて、今回は
この時期、登板も増えてくるであろう
自分なりの使い方の一例を書いてみたいと思います。
その前に
ごっつぁんミノー125Fが飛ばない!
という声もちらほらと耳にします。
この飛距離を伸ばす方法があるのでまずこちらから。
キモは2つ。
◇初速を上げない事
◇右投げならば右腕を前に突き出す投げ方をする事
飛ばないというのは途中でフッと落ちてしまう事。
これは恐らく姿勢が崩れてしまう事に因る失速が原因だと思われます。
その為にはシュッ!!と高い音が鳴るキャスト、つまり初速の速いキャストをしない事で対策が可能です。
徐々にウェイトを載せていくというイメージ。
とはいえペンデュラムキャストだと飛ばしにかったので
通常のキャストで徐々にウェイトを載せていくという投げ方がベストなようです。
そして二つ目。
キャスト然りスポーツ然り
引手というのは重要ですが
ここでは投げる側の手を重視してみて下さい。
押し出す・やや押し下げるように腕を出してみてください。
肩を覆い被せながら腕を押し出すというイメージでしょうか。
さて、今回の本題ですが
ごっつぁんミノー125Fの浮力と潜航深度を生かした
明暗+ストラクチャの複合ポイントの攻略についてです。
【Case】
灰色の円が石詰み
赤破線が狙うべきピンスポット
明暗と石詰みが絡む複合のピンスポット
水深は100㎝程、石詰みの頂点は水面下60㎝
ごっつぁんミノー89Fなどのドリフトでは出ず。
また根掛かり多発のためヨレヨレは使えない。
ここでさらに下のレンジ、石詰みスレスレを
ごっつぁんミノー125Fの鋭角ターンで狙う事に。
黄破線がトレースライン
緑破線がキャストコース
潜航深度が最大1m近くまであり
スローフローティングという特性から
着水後最初のジャークで水を噛ませてレンジを入れると
引っ張らない状態でも深めでレンジキープが出来るというのが
このケースでの最大の強みです。
巻きでレンジを入れてしまうと
流すラインがコントロールしにくく、鈍角のターンになりがちですので
鋭角のターンで食わせる釣りで特に有効です。
さらにもう一つ
確実に鋭角ターンをさせる方法として
かなりのアップクロスでキャストした後
上流側へ立ち位置を変えてラインコントロールをする方法があります。
緑のキャストコースと黄のトレースラインの始点と終点がズレているのはこのためです。
後はラインメンディングと糸の送りこみを繰り返して
ラインの頂点をピンに合わせていくとドン!!!
70クラスキャッチとなりました。
(2014年9月の釣果)
明暗の定番であるU字ドリフトですが
どうしてもU字ドリフトで出ない場合に
V字、鋭角のターンは有効ですので
ごっつぁんミノー125F等で試されてみて下さい^^
邪道モニター:新 拓也(鹿児島県)