ご無沙汰しております。大阪の奥田です。
いまさらになりますが、皆様、新年あけましておめでとうございます。本年も宜しくお願いいたします。
今回は去年の秋発売になったグラバーHi115Sの使い方についてです。
http://www.ja-do.jp/new/products_salt/pd_ohno/graver115s/graver_115s.html
デイゲーム、激流対応のミノーなのですが、シーバスアングラーの多くはナイトゲームがメインだと思いますので、自分なりのナイトの使い方を詳しく書いていこうと思います。
まずは、飛距離なのですが、自分の使用している8フィート6インチのMLクラスのロッドで、PE08を使用して約50m
バットに乗せてしっかり投げると60m弱飛びます。
十分な飛距離です。
より遠くに飛ばそうとするなら9フィートや10フィートクラスのMやMHと長くて硬めのロッドを使うとさらに飛距離は伸びると思います。
が、個人的には港湾部や小規模河川がメインのため、あまりロッドを長くすると使用しにくく、硬くするとノリも悪くなるため基本的に86MLで統一してます。
次にアクションです。
皆さん気になるのはアクションですよね。
HPやパッケージには簡易的にファーストリトリーブ時は、速くて細かい強いアクション、スローリトリーブ時は、絶妙なゆらぎアクションと記載されてますが、揺らぎってなんやねんっ!って感じですよね、、、(笑)
僕も初見でパッケージを見たときに、そう思いましたので、その辺を詳しく書いていきます。
まずはファストリトリーブでのアクション。
記載通りの、細かいピッチのウォブンロールです。
これに関しては言うまでもありませんね。このアクションを基軸に作っているので、いいアクションしてます。
次はスローリトリーブ。
ここでこのルアーの真骨頂が見られます。
このルアー、重心移動のボールが入っておりまして、キャスト後そのままスローに引っ張るとボールの位置を動かさずに使用できます。
ウエイトボールを移動させずに引っ張ると頭を軸に大きく振るシンキングペンシルチックな動きをします。
ボールを前に戻して使うと、正直動いていないのじゃないか思うほど動きません。
が、これもキャストして引っ張ったら真骨がでます。
動いていないようで微妙にロールしている動きが、ロッドのポジションや流れの変化で抜ける瞬間があります。
これがゆらぎと呼ばれている部分ですね。
川やサーフなど流れがある所で引っ張ってみると軽くなる所があります。
そこがこのルアーのゆらぎアクションが出ている時です。
そういう場所は、もっぱらバイトが多く出る場所なので、それが解りやすいと言うのは非常にメリットです。
そして上記の2つのアクションを利用して釣りができます。
キャストして最初に重心移動の玉を戻さずに、引っ張りアピールをします。
そしてロッドを煽って、ウエイトボールを前に戻します。
すると途端にアクションが変わるので、その瞬間にバイトが出ます。
こんな感じで1つのルアーで違うアクションが出せるというのは非常にメリットで、食ったじゃなく食わせたと思える釣りができると思います。
僕がよく使うシチュエーションは河川のシャロー域や、急なブレイクが絡むポイントなど。
一見フローティングミノーしか通せない場所で使ってます。
キャスト後、ボトムを取りボールを戻さないでリトリーブ。表層近くまで来たなと思ったところでジャークを入れて、ボールを前に。
イメージしてみてください。
シャローのボトムからフラフラと表層に浮き上がっていく魚が急に不規則な動きをして、その後高速で真っ直ぐ泳ぐ。
釣れたでしょ?笑
表層に上がっていった魚が何かにびっくりして、急に泳ぎだす。
イメージはこんな感じです。
もちろん普通に引っ張ることを前提として作られているので、普通に巻いていても釣れるのですが、応用技としてこっそり使ってみてください。
「釣れないなールアー変えようかな」と思った時に、変えずにこの使い方試してみてから変えてみてください。
きっと、いい思いが出来ると思います。
そんな感じで、今回は説明オンリーのブログになりましたが、次回は釣果含めたブログ書いていきたいと思います!
ちなみに僕はこのサイズのシーバスしか釣ってませんが…(笑)

そして、本日のジョジョ(笑)
